2013年7月25日木曜日

こいつ、

すげぇ!


つべ巡回中に見つけたジャマイカのアーティスト。新作が出てるみたい。

レゲエ一色かと思いきや、ジャマイカ周辺は多種多様な音楽性の人たちがいっぱいいるから、恐れ入る。
っか、日本人の画一的なイメージとは違い、実際の「レゲエ」というジャンルはそれだけ奥が広い、ということかもしれない。
とはいえ、何にせよチープなイメージは拭えないのだがwww

この「1本弦のブラッシー」というアーティスト、別に弦はずさなくてもいいんじゃね?と思われそうだが、1本きりの弦を弾くと同時にギターのボディを巧みに叩き(パッティング)、まるでカホン(パーカッション)とのユニットのような効果を生み出している。
複数の弦を張ったままだと、弾いたときの指のインパクトが活かせないんだろうなぁ。

そのくせ音の隙間が妙に空いているので、厚いんだか薄いんだかよく判らないサウンドが独創的だ。

「昔から貧しくて苦労したんだぜ」的な雰囲気をかもしだしつつも、楽器は意外と理にかなったチューンナップがされているようで、ブリッジとナットはかなりかさ上げしてある。いちばん効果的な弦高にセッティングしてあるのだろう。
しかも、1本しかない弦のチューニングは曲によって変えていて、見たところギターのいちばん太い6弦のときもあれば、場合によってはベース弦を張っているときもある様子。ライヴでは持ち替えるんだろうか?
おまけに、弦を張る位置も6弦のとこだったり5弦のとこだったり・・・
やはり、ただ者ではなさげ。ひょっとして、ベースマンあがりかも?

などと言いつつ、いちばん肝心なのは唄の巧さ、表現力の豊かさだよな。
おと〜さんが「すけ・てるぞう」君を抱えたときの、危なっかしさ満点のハラハラドキドキ感とは、雲泥の差だwww


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