2014年7月31日木曜日

くまモン、流血寸前!

題して、「巡礼者のオムライス」。


なんのこたぁない、卵1ケをボールに割って泡立て器でよ〜く泡立て、ご飯と混ぜ合わせて「焼き玉子ごはん」を、つくるだけ。
「女子はみんな一度は行ってみたい(ホントか?)」と有名な、ご本家おフランスの某修道院にちなんだネーミング。

ただし、いつも腹が減ってイライラした状態で調理をするため、充分泡立てることができないのがネックwww

おまけに焼きかたまではちゃんと把握してないんで、かなりの深煎りになっちゃったorz

しかしなんだな、とうとう日本にまで支店を出したらしいが、いまだに手作業で何十分も卵を撹拌するのを売りにするとは・・・
それでこそ法外な代金が取れるんだろうが、もったいぶらずにええかげん業務用ミキサーでも導入すればいいのに、と思わんでもない。

もちろん、私の昔の「師匠」なら、「それではいかん、絶対に味がちがう!」と譲らないだろうがwww

2014年7月29日火曜日

伝説?のギタリスト

かのマイルズ・ディヴィスがいちばん「過激」だったともいえる'70年代の半ばに、ごく短期間だったが、ギタリストを3人擁していた時期があった。

ピート・コージーレジー・ルーカスという、当時のバンドサウンドの中核を担っていた二人のレギュラー・(変態)ギタリストに加えて、ドミニク・ガモー Dominique Gaumont というフランス国籍の黒人ギタリストが加わっていた。

公式アルバムでの初お目見えは、1974年3月のカーネギー・ホールでのコンサートを収録したライヴ盤『ダーク・メイガス』であるが、このときガモーはなんと若干18歳!
しかも、20歳のサックス吹きとともに、当日になって急遽ゲスト扱いでメンバーに加えられたのだという。一説には、これが「いきなり公開オーディション」であったらしい。
カーネギー・ホールで???
・・・無茶なハナシだ。

サックス吹きのほうはこの後バンドに居た記録がないが、ガモーマイルズのお眼鏡にかなったらしく、この年はコンサートとレコーディングに行動をともにしている。

そのガモーの「幻のソロ・アルバム」!


なにせ記録がまったく残っていないのでどんないきさつかはわからないが、マイルズ・バンドを去った後、故郷フランスに戻って制作されたアルバムのようだ。
当時のマイルズ直系といえる、過激でストレートなジャズ・ファンク。
ことによっては、マイルズよりもエッセンシャルなサウンドかもしれない?

1953年生まれのドミニク
父はフランス領ガイアナから移民してきた政治家だったというから、熱い夢を持った育ちのいい少年だったのだろうか?

この後もいくつかのセッションやグループに参加したらしいが、大きくクローズアップされることなく、1980年に30歳の若さで亡くなった。やっぱり、というか、クスリが原因だったらしい。
(これも、やっぱり、というか)彼のアイドルだったジミ・ヘンドリクスの後を追うような人生だったのか・・・

2014年7月28日月曜日

こういうときだけ連投

昨日の「BGM的な演奏」について、思い出したことがある。

お恥ずかしながら、数年前に新婚旅行でワイハーに行ったときのこと。
正確には「入籍1年目旅行」だったのだが・・・

ベタなホノルルも行くには行ったんだが、メインはハワイ島
宿泊はこんなときじゃなけりゃ泊まれないような超豪華ホテルで、施設内を列車やゴンドラで行き来するようになっていて、食事からショッピングから娯楽から、敷地内ですべてこと足りるようなところだった。

「改めて」式を挙げた日の夜、施設内のレストランでディナーコースが付いていた。
とはいえ、申し訳程度の食堂(?)などではなく、洒落た雰囲気の高級レストラン。
トーチが焚かれた中庭なんかあって、テラス席もある模様。中も外も外人客でにぎわっていた(あたりまえ)

店内のシートに案内されると、中庭のほうからBGMが流れてる様子。
男声の弾き語りだがフォークギターの音ではなく、落ち着いた優しいガットギターの音色。唄声もうるさくない。
生だよなぁ〜、あれ?」などと話しながら贅沢な食事を気持ちよく進めていたが、別段気にもしないまま2曲ほどでステージが終わったようだった。

あれ? そういえばさっきの曲って?」と反芻してみれば・・・
あ、曲名を思い出した!

レッド・ツェッペリンレイン・ソング」〜
カンザスダスト・イン・ザ・ウィンド (すべては風の中に)

なんというか、いかにもジンガイ(外人)って感じだよなぁ〜
日本の飲食店では、まずかからないナンバーだw
よく知っている曲のはずなのに、場の雰囲気と「弾き語り」だったものだから、まさかそんな曲だとは思わなかった!
それにしても、アメリカ人たちにとってはスタンダードナンバーであるらしく、ご満悦な歓声と拍手などが聴こえてきて、「なんか、いいなぁ〜」と思ったものだった。

ま、ヴォーカルが入りゃそれだけで耳目を集めちゃうもんだからBGMとは言いがたいかもしれないが、いまでも同居人様と「あぁいう演奏が、できたらいいのにねぇ〜」などと話している。

2014年7月27日日曜日

あたりさわりなく、どくにもくすりにもならん

今年の前半は、かわりばんこに体調をくずした両親の世話のため、病院にいることが多かった(それが、更新が「再度」とだえがちだったり、今年ほとんどブッキングをしていない理由なんだが・・・)
地元では名の知れた病院で設備もゆきとどき、食堂も明るく清潔で味も悪くないんで、昼食もそこですましていた。

飯を食っているときのBGMに今風の小うるさいJ-POPとかこれみよがしなジャズ、あるいは病院のインフォメーションなど流されるとかえって食欲も失せるってものだが、そこではライトクラシックや誰もが知っているであろう曲をオルゴール調にアレンジしたものを流していた。
それが意外と場の雰囲気にハマっていて、思いのほかリラックスして食事ができたので、我ながら驚いてしまった。
ほんとにね〜、「α波出まくり」だったワケですよ。
こちとら付き添いの身だったが、あれだったら患者で来ても少しは気が休まるんじゃないかと思ったりした。

『オルゴールで聴くなんとか』的なCDがあるのはもちろん知ってたが、たいていは雑貨屋や駅のコンコースのワゴンセールみたいな「本格的でない」ところで売られるものだと思っていて、観賞用の価値のない「カラオケ以下」のものだと正直バカにしていたのだが、こんなに効用があるものとは知らんかった。

で、願わくば自分の演奏もそうありたい、なんて思ったりして・・・

われわれアマチュアとはいえ、ライブをやるとなると、集まって頂いたお客さんを注目させ多少拙くても演奏に聴き入ることを強いることになる。
でもそれって、音楽を本当に楽しんでもらうスタイルなんだろうか?

それよりは、どこかレストランとかカフェとか居酒屋とかの片隅でうるさすぎず小さすぎずの音量で、当たりさわりなく毒にも薬にもならんBGMのような演奏ができて、お客さんの食事や会話がはずんでリラックスしてもらえることができるなら、そのほうがかえって演奏者冥利に尽きるんじゃないかと思うようになった。

まぁ、そのためにはこちらもこれみよがしな妙な装飾をしないよう、また中途半端につっかえないよう、ますます精進せにゃならんのですがね。

どこか演らせていただける、そんなお店ご紹介いただけません?

そのときのとは違うと思うけど、参考出品。
曲目を見ると、なるほどなと思っていただけるかと・・・

1. 私の赤ちゃん「ダンボ」
2. ララルー「わんわん物語」
3. ミッキー・マウス・マーチ
4. 夢はひそかに「シンデレラ」
5. ホール・ニュー・ワールド「アラジン」
6. 美女と野獣
7. 星に願いを
8. イッツ・ア・スモール・ワールド
9. いつか王子様が
10. となりのトトロ
11. 崖の上のポニョ
12. わらべ唄「かぐや姫の物語」
13. アンパンマンのマーチ
14. ドラえもんのうた
15. にっぽん昔ばなし
16. ゆりかごの唄
17. モーツァルトの子守歌
18. シューベルトの子守歌
19. ブラームスの子守歌
20. 子守歌〜組曲「ドリー」op.56
21. アイルランドの子守歌
22. ロッカバイ・ベイビー
23. 愛の夢
24. パッヘルベルのカノン
25. G線上のアリア
26. アヴェ・マリア
27. ソレアード〜WHEN A CHILD IS BORN
28. ハッピー・バースディ・トゥ・ユー

2014年7月26日土曜日

ぱちもんかぃ?

ウクレレをメイン楽器にしていると、ギターやベースの写真を見てもスケール感がよくわからなくなってきて、実物が大きいのか小さいのかまったく見当つかなくなる。

バリトン・ウクレレは普通の(?)ミニギターと同じぐらいの大きさだし、最近ではギタレレ(6弦テナーウクレレ)なんてのもあり、ますますワケがわからなくなる・・・

そんなときに、ネットでみつけた、こ〜んなギター。
最初はフェイクに違いないと思った。


レスポール型のミニギターは現在でもそれほどめずらしくないのだが、それにしては手がこんでいる。ごていねいに、レリック(新品の楽器にわざとビンテージ風な劣化処理をほどこすこと)にしてあるし。
だが、ヘッドの「ギブソン」ロゴは、いくらなんでもやりすぎだろう。マニアックな気持ちはわかるが、たいがいにしとかなあかん(怒)

・・・と思ったが、記事をよく読むと、まんざらパチモンではないらしい!

どうやら、アイデアあふれる録音技師でもあったレス・ポール氏がレコーディングで行った「テープの早回し」によるハイトーンなギター音をステージで再現するため、ギブソンにマジで2本だけ造らせたもののうちの1本のようだ。

はい、証拠写真っ
「ワシこんなんも持っとるもんね〜、シャシャシャ」とご満悦なレス・ポール

シローズさん、お次はこれいかがwww?

2014年7月24日木曜日

ぴんあまごめん

暑いときこそ、焼きそばだ!

具はキャベツだけでいい。味付けはソースだけでいい!

・・・と思って下ごしらえはじめたのに、

せっかくだから、大好きなコーンは入れよう

嗚呼、それではすでにシンプルな焼きそばにならなくなってまうorz

じゃ、いいや、「ありったけのもん、入れたれ!

・・・で、こうなった

ベーコン・玉ねぎ・エリンギ・コーン・キャベツ入り

2014年7月22日火曜日

ゆめじいとし

といえば『君恋し』???

「低音の魅力」として知られた故・フランク永井氏の当たり曲であるが、じつはそれはリバイバル・ヒットであり、作曲されたのは大正時代までさかのぼるらしい。

パイロット盤として初吹込みをしたのは、浅草オペラの名歌手で『(私の)青空』でも有名な二村定一氏だというが、女性歌手高井ルビーによる「正規盤」が発売された直後に関東大震災に見舞われ、すべてがうやむやになってしまったようだ・・・

ちなみにオリジナルは作曲者・佐々紅華氏による別バージョンの歌詞だった

昭和の時代になって二村氏により再度吹き込まれたのが、この録音。
「戦前ジャズ」の香りをぷんぷんただよわせる。

マイナーな曲調で歌詞もけっして明るくはないはずなのに、なぜだか気分が高揚してくる、素敵な演奏だ。

2014年7月18日金曜日

帝王が愛した女

久々の漢字タイトルwww

有名なシャンソン『枯葉』のネタをさがしている。

おと〜さんが初めて聴いたのは、小坊だか中坊のころ、親父が持ってたイヴ・モンタンのLPだったと思う。
冒頭のヴァース(唄い出し)の背後におフランスなミュゼット風のアコーディオンが流れ、モンタンの台詞のような歌詞が低いささやき声で唄われ、「エロっ、キモっっ」と思ったもんだ。

つべを徘徊して、これがいちばんカッコよかった。


これは、ジャズだ!
かのマイルズ・ディヴィスが「ぞっこん」だったのも、もっともだろうよ。

マイルズも取り上げ、世界的にもスタンダードとなったこの曲だが、英語版やジャズの演奏では冒頭のヴァース部分はあまり演奏されない。
いきなり「♪かれはよぉ〜」で始まるのだ。

そりゃ粋じゃねぇだろ!と思ってたが、どうやら最初に英訳されたときカットされたらしい。
アメ公の皆さんは、若干だけ損をしている・・・

2014年7月16日水曜日

ほーむこんさーと

・・・というものを、初めて体験。

知人のKWS社長にお招きいただき、北海道・小樽のストリートミュージシャン(というか、ばりばりプロ)小松崎健浜田隆史、両氏のコラボを聴きにシローズさんと。

弾き語りセッションで知り合ったブルーグラス・テクニシャンKMD氏も来ていた。
小松崎さんとは古い知り合いで、しかも演奏場所のすぐ近所に住んでいるんだとか。

初めて生で聴く「ハンマー・ダルシマー」の美しい音色と、まるでご本人そのものの温かみがあって繊細だけど躍動感あふれるギターに、酔いしれる。

打ち上げになると小松崎さんが、「さあ、早くウクレレ聴かせてよ」!
「持ってきてね」とKWS社長に言われてたからしゃあないが、なにもあんな綺麗なプロの演奏のあとでやらんでも・・・

とはいえ、リラックスした楽しい大人のセッションに。
わしとシローズさんは内心ひやひやもんだったがwww

写真は無断借用です。ごめんなさい。
地元の三者三様・Fホール・トリオ

2014年7月14日月曜日

ここがいちばん

ひさしぶりの、し〜め〜ネタ。

ある日の夕食。某百貨店に大阪から某「551」が来てるという。
同居人様が買うてきてくだすった。


左上のビニールに包まれたのは「甘酢肉団子」。
あまり知られていない(?)、絶品メニュー。

ちなみにその手前にある皿は、おと〜さん作「もりもり野菜の棒棒鶏」。

2014年7月12日土曜日

れれねたはびみょーにながい

先日来、ジャズギタータイプのテナーウクレレもなるべくかわいがってやるようにしている。

だが、せっかく弦がキマってひと安心もつかのま、何かこう、釈然としない感がぬぐえず・・・
思い切ってそのまま、ギターと同じチューニング(4弦からDGBE、もちろん4弦は1オクターブ上の細いまま)に下げてみる。

もちろん、張りはダランダランになるけど、思いのほか深く甘い響きに自酔する。
そこで、意を決して(?)クラシックギターと同じ弦にかえてみる。

クラシックギター弦とまったく同じ材質で、コンサート用だけどこれでギターと同じ太さ
いざ張ってみると、まるで「紙のような」すごい胴鳴り(アタシ流のほめ言葉)
それどころか、ネックもよく鳴ってるようで、左肘にまで震えが伝わってくる。
実のところボディも合板でそんなに高価なウクレレでもないんだが、まるで稀少なハワイアンコア単板製ソプラノ・ウクレレにでもなったみたい!(ちょっと言い過ぎw)どうやら、ボディの共鳴する周波数帯がこのチューニングに合ってるようだ。

これ、ちょっと、くせになる・・・

何度も言うけど、ウクレレのチューニングはソプラノ(スタンダード)・コンサート・テナーにかかわらずGCEA(ギターの5カポで1〜4弦。4弦は1オクターブ上)が一般的で、弦長が長くなるほどゲージが太くなるという一種矛盾したセオリーだ。

だが、古い文献(というか、ネットだけど)を調べてゆくと、テナーは「太い弦を張ってギターと同じチューニングでゆる〜く楽しめます。細い弦に替えればスタンダードと同じでもイケますけどね」というのが、そもそもの設計(?)意図だったようだ。
この場合の「太い弦」とはギター弦の流用を意味していたはずで、「細い弦」はいわゆるスタンダード(あるいはコンサート)のウクレレ弦のことだろう。どちらも当時はガット(羊腸)だったろうけど・・・

ところが、現代の作りのいいボディと丈夫な弦なら「太い弦」のままでスタンダードチューニングも(かろうじて)可能になったため、むしろそちらのほうが一般的になったと推測する。
かのジェイク玉袋シマブクロやたまんねぇ〜タイマネ・ガードナーのような、張りも演奏もハイレベルハイテンションな若手が登場するに至って、長くて太いのに誰も疑問をはさまなくなった?

コンサート用でギターチューニングだとさすがに緩すぎる気もするし、もともと甘くて丸い音質の弦だからなおさらだけど、こいつを基準に少しつっこんでみる価値はあるかなと・・・

こんなにダルいトーンが本当に「ウクレレらしい音」なのかはさておきw、ハイテンションと対極にある「ぐでぐで」で妙にサレオツな演奏をめざしたいものだがwww

2014年7月10日木曜日

せんにょりぃ〜た

某ひみつルートで入手した、国内ではあまり流通してないウクレレ弦。



煙草「ジタン」のパッケージみたいな雰囲気が、たまらない。

先日も書いた、現在入手不可能なマーティン社の「旧クリアナイロン・ウクレレ弦」と同等のゲージ、ってのが、ミソ。
これで、心おきなくヴィンテージ・ウクレレ的なトーンを楽しめる・・・といいな。

ところで、ついでにジタンをwikiで調べたら、その香りや味について「本人はともかく、周りの人の評価は賛否が別れるところである」との記述があって、軽く吹いたw

これって、オレのウクレレと同じ・・・

2014年7月4日金曜日

ぱなまんぼー

ことしはこれだね!


このブルーのタグがかわいい
付いてたラベル

2014年7月1日火曜日

鼻にかかったオ○マ声で読め

ソプラノウクレレを手に入れたら、軽いわ小さいわ押弦が楽だわすっかりメイン楽器に・・・

ただ、今まで使っていたジャズギタータイプのテナーウクレレも使ってやらないとかわいそうじゃん?
今までテナーしかなかったときは何も不自由を感じなかったが、弦のテンションとか音色とか、ソプラノとくらべてああしたいこうしたいといろいろ思惑が浮かんでくる。
そして、またもや迷走の旅に出る。


で、「ソプラノと同じチューニングで弾けて、ある程度の太さを持つがテンションはさほどキツくなく、高音も中低音も豊かに響く」そんな都合のいい弦はないかと虫のよすぎること考えながらあれこれ模索していたら、現在ソプラノに使ってる弦がまさにうってつけなことに気がついた。

「マロン」という名前なのにラベンダー色をした樹脂の、ふしぎな弦
新素材でも何でもなく、むしろ老舗のブランドなんだが、パワーヒッターからは敬遠されて比較的ニッチな存在?
ただし、そのしなやかさとトーンの豊かさはゲージからは推し測れない、何気にワンアンドオンリーな弦。

さらに都合がいいことに、ストックしときゃソプラノにもテナーにも共用できるwww