2013年3月2日土曜日

赤と青

といいつつから・・・


先日、曰く付きの2枚組をご紹介したが[記事]、ちょっと評判がよかったんでその気になってさwww

で、こっちが・・・


どちらも、ごていねいに昔のLP盤でアップロードしてくれた人がいる。
『赤盤』&『青盤』として有名なこれらの2枚組もいまではリマスターCDが出ていて、つべでも聴くことができる(ヒマな人は聴き較べてみれば?)。
べつに「オリジナルのLPじゃないと〜」とこだわるつもりはないが、これらの盤に限ってはリマスター盤よりオリジナル盤の方が聴きやすい。

リマスター盤の功罪?について論じ出すと切りがなくなってしまうのだが、とくにクラシックではそれがまた顕著で、新装盤が出るたびにマスタリングがどうとかエンジニアがどうとか、素人にはついてゆけない話題で盛り上がる。結局は昔のLP聴いてりゃ満足なんだろ?と思うのだが、そうするとやれ針はどれがいいのやれアンプはどうのと、また盛り上がるんだろうなぁ。
まぁ、文句言ってるってことは、なんだかんだ言っても出るたびに買ってるってことだから、レコード会社にしたらいいお客さんなんだが。とくにこのご時世www

ロックやジャズでも、「アーティスト本人がリミックス」とか「有名なエンジニアが自身のスタジオでリマスター」とかのキャッチコピーがよくある。
アーティストたちからすればずっとこうしたかったとか、自分の作品を色あせないように手を加えつづけるのがモチベーションということもあるだろう。もちろん、「売るために」という事情もわかる。
ただ、曲順が違ったりあまりにもバランスが変えられたりすると、「それはジジイになった現在いまのアンタのエゴであって、制作当時のアルバムのあるべき姿とは似て非なるものだろう?」と思ってしまう。

私は決してLP信奉者ではないのだが、上のLP盤での『赤盤』『青盤』など、よく聴くといまだに新しい発見があったりして、それはそれで面白い。

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