2012年10月31日水曜日

ステージジャック

ひさしぶりにミクのぞいたら、足助のCHAMP氏がとあるライヴハウスでの「ステージジャック」事件?について、苦言を呈されていた。

ステージジャック(彼は表立ってその語を使われていた訳ではないが)とは、エントリー制のフリーライヴで、ひとりが自分の持ち時間に「セッション」あるいは「バッキング」と称して他の参加者を誘い、次は後から上がったその参加者が前の参加者をまた誘い・・・というように、結果的に複数の参加者でステージを独占してしまうこと。

どこのハコでもフリーライヴの際「一人3曲以内」とか「15分以内」とかルールがあるのだが、それをやられると数十分〜一時間ちかくを「ひとつのバンド」が占めることになる。
やっているほうは嬉々として盛り上がるのだが、客席(ほとんどが演奏者)の雰囲気はダレて、順番待ちの後続者からすればイライラ以外の何物でもない。しかも、客席でも内輪で「群れたがる」ので、閉鎖的な空気を作りやすい。

実はおと〜さんもそのお店に行ったことがあるのだが、同様の輩たち(今回、氏が書かれていたのと同一集団かは不明)が内輪ネタ満載で延々盛り上がり続け、挙げ句の果てに地元のお客と揉め事を起こすのを眺めながら「こらぁかんゎ!」と、それ以後その催しは遠慮するようになった。そこへ向かう労力と時間がもったいない上に、わざわざ金を払って気分悪くなりに行くのは心外だからだ。
自分がそうだったからという訳ではないが、新規のリピーターを妨げる遠因にもなるのだよ、と・・・

もちろん、こういう状況は同様のフリーライヴがあるほぼすべての店で、多かれ少なかれ起きていることだ。
そういえば、「1ユニット3曲以内」のしばりがあるステージで2曲終わったあと、「次はメドレーなので1曲カウントです」と2〜3回執拗にMCで言い張って1曲余分にやったガキ丸出しのボーヤたちがいたが、あれは呆れたを通り越してかわいく思えたっけ。充分ウザかったけどなwww

概して言えるのは、こういうことやる輩は意外と、ちゃんとした観客を前にしてのステージには慣れていない(だから演奏も拙い。上手下手の問題ではないが・・・)。他にも演奏の場所や機会があればそのひとときにそれほど固執することもなかろうに、と思うのだが。あるいは、「ステージに上がっちまえばこっちのもん」的な驕おごりなのか?

ただ、ある程度ステージをこなしてる奴にも驕ったのはいて、最終的には人間性・品性の問題かな?と思う。オレに言われたかぁないだろうけどw

ある奴は、他所様が連れてきた新顔の共演者(もちろん1ユニットとしてのエントリー)に、自分のステージ上から前触れなく「さっきやった○○さん、ステージ上がってくださぁぃ」と声をかける。本人にも連れて行った側にも何の断りもなく、だ。断るに断れない状況で共演を強要しているのが明け透けで、まるで、他人のオモチャを取り上げたがる幼稚園児並みの大人げなさ。ついつい、「みんなお前のサイドメンかよ!」と突っ込みたくなる。
何の間違いか、そいつはどこぞで我が物顔でセッションを仕切っているらしいのだが、自分のバンドのオーディションでもやってるつもりなんだろか?

おと〜さんも以前、別の奴にだが、目の前でムスメをスカウトされたことがあったな、挨拶無しに。
セッションはお互い各自の自由意思だし、こっちも尻軽だもんで他のプレーヤーさんとホイホイやっちゃったり(うふっw)するのだが、相手先にユニットがあれば後からでもそっちのメンバーさんに気を遣う。それが仁義ってもんだろ。ムスメにも逐一ことわり入れるしな・・・
この男はフリーライヴにも偶然を装ってわざと手ぶらで現れ、「やらないの?」と声かけられるのを物欲しげに待ってる。そして「しゃあないなぁ」という顔で客席を見渡し、めぼしい楽器と機材を借りてはステージに上がるのが常だ。店にちゃんと貸出用ギターがあるのに。メンバーも楽器も「他人のものはボクのもの」なのか?
こやつのことは侮蔑をこめて、胸の内で「●●●」と渾名をつけている。

こういう輩がふえると、イヤな思いをしないためには「そこへ行かない」のが唯一の自己防衛になっちまう・・・
って、結局はオレの愚痴ぢゃん。CHAMP様すんません、ぐだぐだ書いたワリに追撃にならねぇ〜w

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