2012年10月9日火曜日

久しぶりに・・・

車で外出。ところが思わぬ時間が空いてしまったので、不義理を重ねている珈琲屋さんへ足をのばす。


珈琲の傍らに煙草があるなんて、いまどき何と素晴らしいシチュエーションだろうw
おまかせで一杯頼んだだけなのに、初めっからカップが2つ並ぶのも、このお店ならでは・・・orz

実はおと〜さん、10年ほど珈琲屋をやっていて、(人に説明してもいまいちピンとこないみたいだが)ずっと珈琲豆を「焙いて」いた。
いまでもご健在のこのお店は名実ともに大先達で、おと〜さんも開業する以前から何かとお世話になっていた。焙煎人としてのご主人の職人技、いや一代芸で成り立っているこのお店で、店主以外で焙煎させて頂いた経歴を持つのは、おそらくアタシだけだろう。

自営を始めてからも足繁く通わせて頂いて、「老子の云う〈玄〉を体現した珈琲は?」とか「天と地が繋がる珈琲とは」「口に含んだとたん水のように消える珈琲」とか、今で言うヒーリングだのチャネリングだのにハマってる勘違いなアホ共が喜びそうな(あるいは、一般のお客さんがドン引きしそうなw)ことを、はるかに真面目に真摯にやっていたのが、今となっては懐かしい。

珈琲屋のカウンターで一杯のコーヒーを嗜む、なんて文化はもはや死滅したと思っているんだが、ちょっとだけ「あの時代」に逆戻りしたような感覚を味わえた。

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