2013年9月11日水曜日

これも、いただきもの

・・・といっても、頂いたのは画像だけ。

いまでもお付き合いがある、珈琲屋時代のお客さん。
とても忙しいビジネスマンで、ガチで世界各国飛び回っておられる。

当時、セクションが変わったばっかりで、
アメリカ出張になっちゃいましたぁ」「展示会でイタリア行かなくちゃぁ
うわぁ〜、ご家族も大変ですねぇ、ぜひご無事で!
なんてやってたんだが、そのうち家族にも飽きられた(?)みたいで、店へ顔を出されても、
あ、おかえりなさ〜い。今回ちょっと長かったですね。どこ行ってたんだっけ?
うん、レバノン
なんて会話が当たり前になってしまったw

いまでもメールすると「セントルイス行くから、いま空港。あとでね」とかふつうに返ってくるのだから、中国など「日帰り」感覚なのかもしれないwww

で、上海みやげで買われたという、中国・雲南省のコーヒー


おと〜さんが店をやっていた当時は、某世界的大手コーヒー・チェーンが世界を席捲しかけたころで、やれ「有機栽培」だ「フェアトレード」だと、各国の生産者・輸出業者も日本の輸入業者もお互い小規模ながら面白いビジネスをしていて、変わったコーヒーも多かった。
ウチも「小回りの良さ」を活かして、いろんなルートでブツを入れていたんだが・・・

今じゃベトナムがすっかり有名な産地だが、アジアのコーヒーにやっと目が向けられたころ、元気が良かったのは中国・雲南省タイだった。とくに雲南省のコーヒーは良質で味もよく、店でも長らく看板商品だった。
余談ながら、コーヒーの産地というのは優れた「蘭の花」の名産地でもある。が、それらを上回って「○○の花」の一大産地であることが多く、地元の農家にとってはむしろそっちの収入の方が安定していた。政治的あるいは治安上(さらに、現地の方々の健康上)の配慮から奨励された代替作物が、コーヒーだったワケ。だから、産地の境遇としては(あくまでも、比較的、だが)恵まれている方で、結果的に高品質になった。

それを覚えていてくださって、「懐かしいです」とパケ写を見せてくれた。
現在では生産・流通ルートも整備されているだろうから味も「進化」していると思われるが、「フルローストで、なかなかおいしいです」とのコメント。

・・・フルロースト、いい響きだねぇ!

今じゃ前述の某世界的大手コーヒー・チェーンも世界の相場を帝国主義的に牛耳り、焙煎も「なるく(この地方でもこの方言は使うw)」なり味もすっかり変わっちまって、まともに焙いてあるコーヒーなんて望むべくもなくなってしまった。だいたい、そんな味、みんなもう知らんでしょwww?

雲南省のコーヒーは、どこから仕入れていたんだっけ?

今となっては記憶があやふやだが、あの頃は国内のロースター(輸入・焙煎業者)にも「名人」みたいな人がいて、机の上のやりとりだけじゃ飽き足らず(?)実際に現地に行ってしまう。
ボリビアのコーヒーを求めてペルー経由で高山病に悩まされながら3000m級の高地をさまよったり、タイの「三角地帯」で(コーヒーの!)商談まとめてきたりと、プラント・ハンターさながらの武勇伝が多かった。

古き佳き時代」の昔話なんだろうが・・・


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