Fish and Chips

同居人様とその御母堂と三人で優雅にホテルのランチバイキング。
小ぢんまりしたここのグリルはけっこう穴場で、ゆる〜い感覚でまったりバイキングが楽しめるなかなか希有な店。待ちが出て比較的混んでいるときでも、「元取らなぁかんわぁ」と息巻く田舎者や「●●まで喰わな気が済まん」的なクソガキがいないのがうれしい。

・・・という状況が、まったく伝わらない構図で撮ってみました。
月変わりの看板メニュー、今月は「フィッシュ＆チップス、オニオンリングを添えて」
追加を取りにいった同居人様に「ひとつの小皿にそいつらだけ、アイリッシュパブみたく盛ってくれぃ」とせがむ。

ふた昔ほど前の話だが、オニオンリングが「デ●ーズ」のレギュラーメニューに載っていたことがある。当時やってたブルースバンドで練習後に通っていたとき、ベーシストから「ここで唯一まともに喰えるメニューだ」と教えられ、それ以来の無類のオニオンリング好き・・・

そのベーシストの友人のひとりがアメリカに出張に行ったとき、夕食に入ったドライブインでいくつか見つくろって同僚と話し込んでたら、やがて大きな皿に３つの塊がドン、ドン、ド〜ン。
「オレはドーナツなんぞ注文した覚えは無い」とウェイターにクレームをつけると、「まず食ってみろ」とウェイター。
「お前さんの注文だろ、オニオンリング？」

あぁ、一度でいいからそんなオニオンリングに遭遇してみたい！・・・って、なんのハナシだったっけ？