2012年9月7日金曜日

なめていた。

「木管アンサンブル」というのが、こんなに楽しいとは知らなんだ。


なんとなく「中・高生の吹奏楽部の教材用に無理やり編曲しました」的な先入観を持っていたんだが、ひょんなことから聴いてみると、アンサンブルは本格的で流麗。だが決してうるさくなく、なんだかほっとして精神衛生的にも非常によろしい。
仕事しながらかけていても集中できる。金管中心のブラスバンドではなく、木管主体なのがいいのだろう。

このようなジャンルを「ハルモニームジーク (Harmoniemusik:独)」というのだそうだ。別に、おばあさんの唄ではない。韓国の方、すまん。


18世紀末〜19世紀に流行した形態で、サロンや宮廷、あるいは屋外の庭園パーティーでのBGMとしてもてはやされたらしい。フル・オーケストラでは大所帯すぎて大音量すぎるとき、重宝されたのだろう。おかかえの作曲家に書き下ろさせたものもあれば、有名な管弦楽曲やオペラのハイライトを編曲したのもあった。かのベートーヴェンも、自身の交響曲を自ら管楽合奏用に編曲したりしている。
当時の楽器やその復刻版(いわゆるピリオド楽器)による演奏は、現代よりピッチが低く響きが豊かで、いっそう好みだ。

この年齢になってもまだまだ、自分の未知のジャンルに出会えるとは・・・だから音楽は奥が深い。

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