2014年1月1日水曜日

みーうーのるーはー

ことほぎ あけおめ


「楽聖」と云われたご存知、宮城道雄氏の作と演奏。

年初からこういう話はどうかと思うが、氏が亡くなられたのは愛知県刈谷市の辺りと知ってちょっと驚いた。

氏が考案した「八十絃箏」というのはグランドピアノぐらい巨大で幅広い音域を持つ琴で、発明者ご本人しか弾きこなすことができないまま太平洋戦争で焼失したらしい。

天才とは終生孤独なものなのか?って、元旦のコメントじゃねぇだろ!



んで、新年早々何やっとんじゃい的なマニアック楽器ねた・・・
  1. シローズさんのブルースに乱入するとき、ウクレレには珍しいピック弾きでマンドリンみたくトレモロで絡んだりしてた。
  2. 単弦でトレモロやっても寂しいし、8弦ウクレレ(ってのが、あんのよ)だったらマンドリン的に使えるんじゃないかなぁと無性に気になりだす。
  3. でも現状買えるワケないし、ただでさえふつうに売ってる楽器ではない。よしんば手に入ったにしても変なとこがオクターブになってたりして、どっちみち手を加えなきゃいけない。もともとコードを厚くするための複弦だからな。
  4. あ、使ってないマンドリンが、家に転がってるじゃん。
  5. そうだ、あれにウクレレの弦張ってみたら、どうなるかなぁ!?
と、いうことで、

年末の郊外スーパーにある楽器屋でいそいそ弦を調達して、おせちに挑む同居人様の傍らで作業開始
少しでもテンションをかせぐためフロロカーボン弦をチョイス。この涙ぐましい結び方
第4コース(7・8弦)はローGとハイGが同居してオクターブになってんのがミソ

名付けて「マンドレレ(仮)」の、できあがり!

期待以上に、大きな音でしっかり響く。
もとは金属弦だったところにナイロンを張るわけだから、可動式のブリッジがテンション足らずにズレないかとか、弦が柔すぎて音がビビったらイヤだなぁとか思ってたが、そんなことはないようだ。
いちおう、ナイロン素材の中でもいちばん細くて高密度なフロロカーボンを選んどいて正解か?
フロロにしては優しい音の弦だったけどな・・・
ま、これで「逆ぞり」にならなきゃ、こっちの勝ちだ!

このマンドリン買ってすぐの頃、まだチューニングも知らないうちに、エレキの弦に張り替えようとしたことがあったが、4弦(4コース)しかないソプラノギターなんて使い物にならんわぃと即却下した。(それで初めっからオリジナルのチューニングで覚えて、ブズーキやチェロベースに発展?するワケだけどな・・・)
だけど、同様のチューニングでも「複弦のウクレレ」だと思えば、使い方の幅が広がるってもんだ。
何事も、発想の転換だな。まさかナイロン弦張られるたぁ思いもよらなかったろうがwww

何はともあれ、めでたく、我が家にはウクレレ(の、ようなもの)が3本になりました。
これでシローズさんに絡んでも、嫌われないかな?


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