洟水とＫＹ

ライヴハウスのフリーセッションへ遊びにいく。
自由参加で入店順に３曲ずつ演奏するシステム。

あとから当ブログでも常連のＣＨＡＭＰさまも来られて、セッション終了後も店のマスターを交えて久しぶりに話に花を咲かせる。
私より少し年上のＣＨＡＭＰさまがしみじみと、「いやぁ、この年齢まで音楽やってる奴らは、社会●●●者とまではいかないけど、何かかんかアクが強いのが多いよなぁ〜」。

自分も多かれ少なかれ思い当たる節はあるしｗ、今夜の参加者みても、あながち否定はできんかなぁ、と・・・

ちょうど私がステージでセッティングしていたとき、ひとりの男性が入ってきた。
逆光でよく見えなかったんだが、そのとたん咳とクシャミの嵐！
大変失礼だが、風邪うつされそうで不快になり、テンションがた落ち。

彼は自分の演奏中も鼻声で、しきりにグスグス洟をすする。歌声より洟をすする息づかいがデカいorz
風邪やイソフルでないかもしれんが、穴あけられないライヴじゃあるまいし、もちょっと体調良くなってから来てもよかったんじゃないか？
あまり来なれてないのか「何をやったらいいのかよくわかりませんが」とか「コードうろ覚えですが」と言い訳しながらつっかえつっかえ演奏するが、とまどいながらも一生懸命演奏しているのかマジで体調悪いのか？

あるいは、ずっと客席から「別のギター」が聴こえているので、リズム感を乱されたのかもしれない・・・

たまにみるその男は、いつも客席でアコースティックギターを抱え、他人が演奏していようが構わず音を出している。自分の出番の準備に余念がないのかもしれんが、そんなことは店の外か最低限の音量で周囲を気づかいながら弾くべきだ(ちなみにこの店では苦情が来るため外では演奏禁止)。
かと思えば、自分の知っている曲で大きい声でコーラス(？)を唄ったり、ギターのボディを叩いたりする。楽しみ方は本人の自由だが、残念なことに音程もリズムもすべて調子っぱずれなので、周囲はステージに集中できずイラッとくる。ええかげん気づかんか、そのＫＹぶり・・・

尤も、ステージに目を向けるとそっちでは盛大に洟グスグスやってるワケで・・・orz

洟水とＫＹを同次元で語るのは筋違いとはいえ、曲がりなりにも不特定多数が集まる場所であり、しかもそこにいるのは「客」ではなく「同業者」だ、ということは最低限わきまえるべきではないか？
たしかにイベントの楽しみ方は人それぞれだし、演奏しに来るモチベーションも人それぞれ。だが、人前でやらせていただく限りは、いろんな意味で周囲に迷惑をかけちゃあかんし、他人様に聴いていただいてるのだということは忘れちゃいかんと思う。
それがイヤならカラオケボックスでも隔離病棟でも心ゆくまでひとりで歌っていればいいし、自分のお客さんだけのためにやりたいならブッキングするなり貸切にすればいい。
そんなことすら思い至らないから、いつまでたっても「音楽やってる奴はよぉ・・・」と言われるのだ！

愚痴おわり・・・