2014年11月30日日曜日

iPodの機能でもない

んでねっ・・・と、昨日あまりに小難しくて説明もカタくなってしまったんで、少しでもやさしい口調を心がけ、とっとと終わらせたいのだがwww

前回からの続き、(とくに)ギターでシャッフルを弾くときに大切なのは「すべてダウンストロークで弾く」ということだ。


上図のいちばん上のカッコ( )内のような三連符を弾くときもすべてダウンストロークを心がけよう。そこから2/3拍を抜けばシャッフルになるわけだが、そこも空振り(空ピック)しながらダウンストロークをキープする。これで正しいリズム感が持続するってワケ。

ブッ速いテンポの曲やアフタービート(裏打ち)の強い曲はこの限りではないのだが、そういうのをやりすぎて「あれ、オレ、ちょっとおかしくなったかな?」と思ったら、常にこの三連ダウンストロークに戻るのを心がけよう(おいおい、いつから教則本になったんだw?)

ちなみに、'60年代〜'70年代のイギリス・アメリカの白人青年たちによるいわゆる「ホワイトブルース」では、アフタービートを意識しすぎるからか1拍のうちの後拍にやたらアクセントを置きたがり、前拍のアタックを強くし過ぎるきらいがある(譜例)
結果として、のぺぇ〜っと重いわりにシマリがなく、これみよがしのくせにビート感が無い結果に終わるのだが、E・プランクトンにあこがれてロバート・ジョンソンをかじるような若者にありがちなハナシだ(偏見かっっ!)

仲間内ではそこそこ名が知れてて(とはいえ、どだい仲間内だけの話だがw)ブルースセッションを仕切ったりしてるヤツにも、こういう傾向があったりするな。けけけけけ
だいたい、プランク某(?)ですらロバート・ジョンソンを「コピー」し切れてないわけで、そのプ某氏(???)を「またコピー」したところで、「ブルースの真髄」を手中にできるはずもなかろうwww

なぜかというと、ここまで来ると(どこまでだ?)「チャツツ、チャツツ」と杓子定規にとらわれているばかりだと、全体の大きなビートが掴めないからだ。
クロスロード』の、なぜあそこで「ギューン」と低音のスライドが上がるのか?
あれも、大きな流れの一部なのさ。それが解らなければ、意味がない。

と、ここで唐突に素朴な疑問が頭をもたげる。
「なぜ、三連のリズムでなければならなかったのか?」

いくら西洋音楽と違うとはいえ三連をキープするのは、正直それなりにしんどい。
なぜ彼ら(あ、アフロおよびアフロ・アメリカンの方々ね)は、わざわざそんなリズムを選択したのか???

そこで、10回ゲーム的なお遊びをひとつ。
った、った、った、った・・・(太字はアクセント)」と言い続けるとき、「った」の前にもう一つ(太字でない)「た」を付け加えて口ずさんでみよう。
実際はひとつ前にあるべき「った」の後拍を引っかけるわけなんだが、そうすると、
「たっ、たっ、たっ、たっ・・・」となる。
繰り返すうちに太字の強拍がアタマになってきて、気がつけば「った、った・・・」と唱えていませんかぁ?

実はここへきてやっと、わしが言いたい本質なのだが、そのリズムって、何か覚えがありませんかぁ? ってこと。
何となく、心臓が「ドクッ、ドクッ」と刻むときや、お馬さんが「パカッ、パカッ」と駈けるときのリズムに、似ていないかぃ?
わし的にはシャッフルというより「ギャロップ」と言ったほうがしっくりくるんだがwww


本場ブルーマンがシャッフル刻むときも、よ〜く聴くと「った」の前に単音で装飾を入れたりミュートでビートを取ってから始めることが多いのだが、それはまさにこういうことではないのか。

そう考えれば、シャッフルはまさに「自然なリズム」「生きているリズム」といえるだろうし、このように捉えて演奏すれば「躍動感に満ちあふれた」ビートを伝えることができるだろう・・・

はいいけど、いったいわしは、誰に何のためにこんなアホらしい長稿を書いていたのか???

2 件のコメント:

  1. なるほど、勉強になります。
    ・・・と言っても、書いたること ほとんど理解できんのですがww
    要は、「その音楽に合ったグルーブを醸し出せ」と理解しました。

    音楽理論を勉強しようとしたこともなく、今でも譜面を見ることすらないCHAMPでした。
    ここらがアカンとこなんでしょうなぁww

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    1. CHAMPさま
      「シャッフル」なんて音楽理論では所詮割り切れないものなんで譜面に表すこと自体ナンセンスなんせんすが、要は「まともなシャッフル刻める奴ぁ、そうおれせんてぇ」というのが結論だったりしますwww
      「スウィング」と言い換えていただいても結構。

      まぁそう高度なハナシではないんで、感覚的にとらえておくんなまし。

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