2013年9月10日火曜日

ビリー・ギボンズ師匠の「動く歩道」

何となく高度経済成長期の遺物っぽい「動く歩道」だが、まだそこここに現存(?)してるのなw?
大阪・梅田駅構内は最古参で有名だが、上を歩くと妙にテンション上がるのは、こっちが古い人間だからか・・・

な〜んてハナシとはぜんぜん関係ない「The Moving Sidewalks」。

泣く子も黙る最強ロック・トリオ「ZZ TOP」のギタリスト、ビリー・ギボンズ師匠がバンド結成以前に参加していたバンド。
今年、めでたく再結成・・・とのこと。


なんせこの容貌が強烈で、どっかのバンドにゲスト出演してるようにしか見えないのがおかしいwww

拙ブログでも屈指の高アクセス率を続けているのが、他ならぬこれ
ウチみたいな過疎ブログまで検索されるぐらいだから、いかに皆さんZZ TOPの情報に飢えているかが判ろうというもの。
で、ちょいと「くすぐり記事」で援護射撃を、と思ってね・・・

昨日「KISS」のエントリで「真似の出来ないワン・アンド・オンリー」的なことを書いたが、ZZ TOPについても、同じことが言えるとおと〜さんは思っている。

ところで、今まで知らんかったんだが、検索してたら関連エントリで「American Blues」というバンドも出てきた。
音的には「遊歩道」よりこっちの方がツボなんだが、何のことかと思ったら、こっちは「あとの二人」が組んでいたサイケ・バンド。その時のギターは、ベーシストのダスティ・ヒルの実兄だという。兄弟そろって地元では「札付き」だったらしいがw、ストレートなブルースにこだわりたがった兄貴が脱退。その穴を埋めたのがビリー師匠。
それがZZ TOPにつながってゆく、というわけ。
そうか、ダスティには実の兄弟がいたんだ。フロントの二人はあまりにも容姿が似ているんで、双子じゃないかと思ってたぜwww

この動画では判りづらいが、ビリー師匠の持っているテレキャスター(1ピックアップだから、正しくは「エスクァイヤ」と呼ぶべきか)のフロント・ポジションには小さな液晶モニターが埋め込まれていて、iTunesのビジュアライザのようなイメージを映し出している。
余談ながら、ここではベーシストがフライングVを使用してるが、ライヴによってはお揃いのテレキャスター・ベース(最初期のプレジション・ベース)を抱えていて、そこにもモニターが埋め込まれていて笑えたw
ビリー師匠は「軽いギター」がお好きと聞いていたが、こんな細工して重くならないんだろうか?

最近のZZ TOPのライヴ映像を観ても、テレキャスターがよくフューチャーされている。
ミディアム・スケールであるレスポールを愛用しており、しかも.008という細い弦を張っている師匠にとって、フル・スケールのテレキャスターは、ちょっと辛くないか?

ブランドと金額にしか目がない中途半端なギター馬鹿は気にしないものだがw、同じゲージの弦をミディアムとフル・スケールのギターに張って比べるとテンションが大きく変わる。フレット間の距離も違うから、プレイに差し支えるほどあからさまだ。
もちろん、ちゃんと調整されていろんな意味で「良い」ギターは、そんな違いなど感じさせないぐらい弾きやすいものだ。だが、短いスケールで慣れているギター弾きにとっては、とくに持ち替えがキツいのだ。

実は師匠、先の機材解説でもご紹介したが、.007という「極細ゲージ」の弦まで特注している!
ひょっとして、それはフェンダー系のギターに張ってるのかもしれない。

余談の余談の蛇足だがw、今日の記事と機材解説(厳密には、師匠自身は出てきてないが)以外にもう1ヶ所、師匠が顔を出してるエントリが拙ブログにある。
さて、それはどこでしょう?


2 件のコメント:

  1. う~む、マニアックすぎてコメ書けんわいww
    しょーがないから関係ないこと書こうっと。

    昔、東京でマック・ヤスダというアメリカ在住大富豪世界的ギター・コレクターのギターショウを見た。
    もちろんスーパーヴィンテージばかりで、どれもこれも とんでもない価格で売ってもいた。

    その中に非売品で有名ミュージシャンが実際に使っていてトレードマークにすらなっていたギターもあった。
    ZZ TPOビリーのフライングV、ロイ・ブキャナンのテレキャス、ジョー・ウォルッシュの59レスポールなどなど、驚きのコレクション。どれも本人から買ったそうだ。
    ロイ・ブキャナンのテレキャスの前で、涙ぐんでるコアな奴もいたなぁ。

    展示は全部で軽く100本以上あったけど、それは極々々々一部なんだそうな。普通の(?)59レスポールも5~6本はあったな。

    その中にアコギでは最高峰の戦前D-45が2本あった。初めて本物を見た。 程度がイマイチだそうで、価格は格安(?)の1本2,000万円! しかも2本とも売約済み!
    ちなみにマックさんは戦前に91本作られ、現存60数本確認されてるうちの20数本を持ってるんだそうなww

    誰が買ったんだろうと思っていると、後日フライデーに「ハリウッドで成功するとは、こういうこと」という見出しで、そのD-45は2本ともスティーブン・セガールがお買い上げだと載っていた。

    クラプトンとか、そのクラスの使ってるヴィンテージは、ほとんどがマックさんが提供したもの。広大なギター倉庫に自ら足を運んで選んでいくんだそうな。
    ちなみに、マックさん自身も素晴らしく腕利きなプロのカントリーミュージシャン。

    でも凄いよ、戦後 10代で着の身着のまま単身アメリカに渡り、事業を成功させて、余暇を使ってプロミュージシャンとしても活動してたそうな。

    凄い人はいるもんだ。 長々と m(__)m

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    1. CHAMPさま
      う〜む、「ギターは2万まで」と決めていて、ギターの価値は「1に軽さ、2に軽さ、3・4がなくて5に安さ」がモットーなアタシには、及びもつかない話ですわwww

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