興奮冷めやらぬまま、ライヴを2本観に行く。
ゴンチチ
ギターデュオにベース、ドラム、キーボードの5人編成。もちろんデュオ・タイムもあり。
ここんとこお二人だけか入れてもせいぜいパーカッションぐらいの編成ばかり観ていて、バンドで観るのはほぼ20年ぶりぐらい???
そのときさほど印象がなかったため、個人的には大丈夫かな
(バンドさんが、ぢゃないっすよ)と心配していたんだが・・・そんなことが杞憂に終わるほど素敵なコンサートだった。
とくにリズムセクション最高!!
もともとこれみよがしな長いインプロをあえて避け、渾身のソロでもいいところでサラッと終わるのがお二人のスタンスなんだが、バンド編成ということもありちょっと長くループする場面でも、ベースとドラムのリズムだけでどっかに連れていってくれるような心地よい浮遊感。
アンコールのラストはやはり「放課後」だったんだが、1コーラスでサッと終わらせて、それでいて充分すぎるほどの満足感を味わえるさすが職人芸・・・
栗コーダーカルテット
テナーリコーダーおよびギター&ウクレレ担当、近藤氏が脱退して以来、初の観覧。
ギター&ヴォーカルの男女デュオ「ビューティフルハミングバード」をゲストに迎えての編成。
音楽的にもキャラクター的にもバンドに大きく貢献していた
(と、勝手に思っている)近藤氏の穴をどう埋めるのか?
正直、「もう観なくてもいいや」という気持ちと「でもやっぱり観とかないと」というせめぎ合いのまま会場に向かったんだが・・・
いやいや、素晴らしかったですよ!
BHのヴォーカル小池嬢の歌声がバンドにすごく合っているうえに、ピアニカ・シロホン・パーカッションも同時進行でこなす音楽的素養の深さを感じさせる芸達者ぶり。
ゴンチチで感じた浮遊感に通じるものを、また感じさせてもらえました。
ギターのタバティ氏共々、MCもいいところでツッコミを入れてくれて、ステージ上の雰囲気にも新風が!
もちろん以前とはアレンジも変えているのだけど
(ってワリには、タバティ氏に無理矢理リコーダー吹かせる曲もあったりしてwww)、考えてみればオリジナルメンバーのお三方はそれぞれアレンジャー・編曲者としても超一流。どんな編成でもお茶の子さいさいなのだろう。バンドの存続は大きな決断だったと思うが・・・
今日を観る限り、「カルテット名乗ってるけど3人+2人」というよりも、「このままクインテットでいいんじゃね?」と思えるぐらい。あくまで、近藤氏在籍時と較べてどうの、という話ではないが。
至福の時間・・・
ま、こんな贅沢ができたのも同居人様の誕生日というイベントの一環でしてね。
改めて、「お誕生日おめでと」と言っときましょwww
そういえば、栗コーダーでのMCにもあったけど、「Happy Birthday to You」の歌が
ひと悶着あったみたいね・・・