この曲、なぜかパイプオルガンで聴くのが好きだ。
そういえば、エマーソン・レイク&パーマーの有名なライヴ盤も、あの演奏に限っては冒頭の「プロムナード」はコンサートホールのパイプオルガンで弾かれている。
第2曲「小人」に移行する前にカール・パーマーの短いドラムソロがあるのは、エマーソンがパイプオルガンからムーグ・シンセのキーボード・ブースにたどり着くまでの時間稼ぎでもある。
ダッシュで階段を駆け下りてきたのかなwww?
それはさておき、この曲はもともとピアノ独奏曲で、ロシアの作曲家ムソルグスキーが画家であり建築家でもあった亡くなった友人の「遺作展」に立ち会ったときの想いをモチーフにしたもの。
荘重で、ある種の哀愁もくすぐるようなスケール感の大きな楽曲だからか、ピアノ以外の編曲も多い。いちばん有名なのはフランスの作曲家モーリス・ラヴェルによるオーケストラ版だが、その他にも指揮者のストコフスキーをはじめ多くの管弦楽編や木管・金管アンサンブル版が存在する。「世界のトミタ」のシンセサイザー版、ってのもあるな!
このオルガン奏者のバージョンは実はCDがあるのは知っていたんだが、ライヴ映像があるのは知らんかった。
多少長尺だが、お楽しみあれ・・・
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