2012年12月13日木曜日

ステンレスのレンゲを握って生まれてくる


この地方のファストフード・ラーメンチェーン店「寿がきや」さんの、写真上は「ラーメンフォーク」二代目。

初代のフォークは使いづらくてしゃぁねぇ代物だったが、モデルチェンジ(?)したコイツを見たとき、「これはいいや!」とすぐさま店頭で買い求めた。

パスタ等も食べやすくて普段遣いにも重宝してて、いくら商売下手な寿がきやさんでもこれはもう少し認められてもいいのでは?なんて勝手に思ってたんだが、すでに評価されていたw
なんと、ニューヨーク近代美術館(MoMA)のミュージアムショップの商品に採用されており、3本の指に入る売れ筋商品という。若干古い情報だが、ソースはこちら
「・・・スガキヤでは、全く同じ製品が無料で使える」という締めの一文がナイス!

さて、写真下は約50年前に店舗で使われていたレンゲ。
その頃は現在のようなセルフサービスのスタンドではなく、広いホールに整然とテーブルが並び、ウエイトレスのお姉さんたちが忙しそうに飛び回っていた。食器も中華丼そうろうのデザインだったと思う。

生まれて間もなく、母におぶわれて隣町の寿がきやさんに連れて行かれ、帰ってみたら幼いおと〜さんの手にこれが・・・

欧米では、幸運をつかむ子どもは「銀の匙をくわえて生まれる」と言われるらしい。
The Whoは "Substitute" という曲のなかで「オイラ、プラスチックのスプーンをくわえて生まれてきたんだぜ」と歌っているが、「ステンレスのレンゲを握って生まれてきた」男の末路がこれである・・・σ( ̄。 ̄)

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