2018年12月26日水曜日

年末に「第九」を聴く

・・・などという、くっそベタなことを一生に一度はやってみたいもんだと、ずっと思ってた
そのイベント性こそが肝要だから、どんな楽団でも指揮者が誰でも構わん、な〜んて素人のくせに不遜ながら思ってた
しかしながら、バロック・チェリストとしても高名な鈴木秀美氏の指揮でそれが実現するとは、何たる僥倖‼︎
しかも、
こ〜んな眺望のいい席で!笑

一概に言って、古楽の人はテンポが早い
第一楽章の冒頭からサクサクかつ要所はドラマチックで、こんな演奏が聴けたらいいなと思ってた通りの、いやそれ以上に素晴らしい演奏だった
モダンオケで真価が発揮できるのかな?などという不見識な不安は、早々に吹き飛んだ
絶好のポジションのおかげで鈴木氏の表情や楽団を押したり引いたりするさまがつぶさに見て取れ、また主旋律に隠れていたハーモニーも客席の下から湧きあがってくるようで、よりリアルに体感できた
ややもすると冗長なきらいのある第三楽章って、こんなに甘美な円舞曲だったんだ!
ご本人がチェリストであるせいか?チェロパートを歌わせまくるし、センセ、めちゃカッコイイ!笑
古楽をご自分の主軸に据えられているのは勿論だが、それに凝り固まっていない方のようで、すこぶるロマンティックなアゴーギクもなさるし、少々的はずれな私見だがバンドを身体中で「ドライブさせる」ことにも長けていらっしゃる
初めての第九がセンセの指揮で良かった!
聞くところでは、昨年は体調が思わしくなかったとのこと、それでいて、あの迫力!!
ひょっとしたら氏にとっても、この演奏会はひとつの節目のような名演になるのではないか?
月末、年末の狂乱状態をすべてブッチして駆けつけた甲斐があったってもんだ笑
満々満足!

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