だいたいN○Kのドキュメンタリー系が多いのだが・・・
かの Sex Pistols は、70年代の終わりのロンドンの若者のファッションと無気力感を取材した番組の中で初めて紹介された。
"I am an anti-Christ. I am an anarchist..." なんて歌詞が、(確か訳詞付きで)堂々とN○Kの地上波に載ったんだぜw
これに感化されて日本でもパンク・ロックをやる連中であふれかえったんだ。ねっ、トコさまw
また、『世界の音楽』という番組で、当時来日していたアルゼンチンの名フォルクローレ・デュオ、クリスティーナ&ウーゴが取り上げられ、これでフォルクローレが一躍脚光を浴びたと言われている(どちらかというと、彼らを紹介したいがために無理やり番組をねじ込んだプロデューサーが、いたらしいw)。
日本のブルース・シーンでは、その名もずばり『シカゴ・ブルース』というドキュメンタリーが、それだった。
1972年に放映(あるいは公開)されたその番組を、残念なことにおと〜さんは見ていないのだが、20代の頃やってたブルース・バンドで一緒にやっていた年上のハープ&ヴォーカル氏が「アレ見てアタマ打たれてよぉ〜」と、折にふれて言っていた。
かつて某ブルース専門レーベルからビデオやDVDで発売されていたがどうやらすでに廃盤らしく、動画サイトでもまとまった形での視聴はできなさそう。
そこで、集められるだけの断片を集めてまぁいっぺんアタマ打たれよう、というのが本日の企画www
Johnie Lewis - Hobo Blues/Jumping Jive
Willie Dixon - About the Blues...
Muddy Waters - Hoochie Coochie Man
Muddy Waters - She's Nineteen Years Old
Floyd Jones - Stockyard Blues
J.B. Hutto - If You Should Change Your Mind
Junior Wells & Buddy Guy - Crying Shame
Johnie Lewis - When I'm Gone (including footage of J.B. Hutto)
Buddy Guy - First Time I Met the Blues
今からして思えば、この当時すでにブルースという音楽は、ひとつの終焉を迎えていたことは確かだ。
だが、ときおり挿入される殺伐としつつも活気に満ちあふれた街並みと、全体を支配するこのザラついた空気感はなんだ!?
これはまぎれもない「真実」であり、やはり「伝えられるべきもの」だと思うのだ・・・
実は、下書きを終えたところで、とあるくそマイナー動画視聴サイトで「完全版」を見ることができた。あまりにマイナーすぎて怪しいのでアドは晒さないが、こと楽曲部分については、上に掲げた動画たちでほぼ網羅されていた。また、シークエンスは元動画にならって並べ直した。
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