罪ほろぼしに徳を積みやがれ

ヘタすりゃ息子ぐらいの年齢の友人が市内のデイサービスに就職した。利用者さんのお誕生会なども新たに企画して頑張ってるとのこと。

んで、よりによってこのアタシに、そのお誕生会の慰問で唄ってくれ、とのお誘い・・・

ちょっと前までだったら「オラぁブルースマンだ、そんなキャラじゃねぇ」とか「付け焼き刃でベタな選曲して何になる？」と突っぱねてたはずだが、ここんとこ妙に昭和歌謡モードに入ってたりこのブログで自分の原体験を振り返ったりで、まさに「お上手ねぇ、練習したみたぁ〜い(by『紅白歌のベストテン』のマチャァキ)」的な絶妙のタイミング！

ありがたく、お請けすることにした。
足助のCHAMPさまに報告したら、「ま、少しは徳を積むんですな・・・」だとｗｗｗ

珍しく生音＆地声で、昼間の「お仕事」である・・・

柄にも無く、セットリストなど載っけてしまおう。
ふだんのおと〜さんのステージングをご存知の方なら卒倒するかも知れんねｗｗｗ

1. 北帰行 (カントリーブルース風)
2. 影を慕ひて (正調古賀節)
3. 洒落男 (A Gay Caballero)
4. アカシアの雨がやむとき
5. バースデーケーキ代わりのおやつタイム (バックで『ハッピーバースデー』)
6. 翼をください (なんちゃってシャンソン風？ エンディングにアドリブで『ハッピーバースデー』斉唱)
7. 上を向いて歩こう (べたノリ〜スウィング・バージョン)
8. 琵琶湖周航の歌

ちょいとがむばって「歌本開いて即席で見ながら唄いました」的な演奏はお届けしたくないと思って臨んだつもりだったが、利用者さんもスタッフさんも温厚で温かい方ばかりに囲まれ、一緒になって盛り上げてくださって感謝感激雨あられ・・・

ふだんは一歩身を引いたちょいと頑固な職人気質とうかがっていたお父さんが身体中で喜びを表現してくださったり、選曲が気に入ってもらえるかしらと内心気を揉んでいたのにすごくモダンなお母さんでどの曲も大きなお声で一緒に唄ってくれたり、これじゃどちらが元気づけられてるのか分からんぐらいの、終始和やかで楽しいひとときでした。

ひょっとしてお耳の遠い方もいらっしゃるかと思いつつ、こちらもついついリキが入っていつも以上に声量を上げてみたんだが、なんだかんだ言ってお父さんお母さんの前だととくに「ひたむきに、いっしょうけんめい」やるのがいちばん伝わるかなと実感。

お父さんお母さんがたとスタッフさん、そしてセッティングしてくださったＫ介クンに改めて感謝いたします。

さいごに記念撮影をパチリ。みなさん顔出しでごめんなさいｗ

自分で言うのは僭越でこちら目線も恐縮なのだが、最近「猫助さん」ちょっといいキャラになってきたような気がする・・・
これも、こうやって皆さまのご縁の賜物かなと妙に神妙になってみたりしてｗｗｗ