フラメンコの歌や踊りの伴奏楽器にすぎなかったギターをコンサートスタイルの独奏楽器として確立した偉人、ラモン・モントーヤの甥に当たるこちらも名ギタリスト。
スペイン内戦を逃れアメリカに移住して世界へ向けてのフラメンコの発信に貢献したとされるが、音楽的にはかなり柔軟な思考の持ち主だったらしく、こんな演奏まで残している。
クラシックギターやフラメンコギターを弾く人はふつう右手の爪の手入れに余念がないと云われるが、この人はそんなことにはぜんぜんこだわらなかったらしい。
で、上のような曲まで平気でやっちゃうものだから、保守的なフラメンコ愛好家からは邪道とも評されていたらしい。
おかげで(?)現在も音源を探すのに非常に苦労するワケだがw、こういう人の演奏のほうが「本質」を貫いているような気がする。何事にも言えることだが・・・
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