数々のミュージシャンがカヴァーしているが、いちばんのお気に入りはこれ!
先日もこの人の名演をご紹介したが、私にとってはどちらも元々、例のブルースバンドのヴォーカル&ハープ氏に教わった曲で、彼の持ち曲でもあった。
オーティス・スパンもこの曲を十八番にしていたようで、ほかの音源や映像もいろいろ残っているようだが、このテイクがいちばんカッコいい。
バックは、あのマディ・ウォーターズのバンドが務めているようだ。っか、マディ自身もちゃっかりクレジットされていたりする。マディ・ウォーターズ・バンドのライヴでマディがフロントに立たないナンバーをオーティス名義で出したのかも?
どおりで小気味よいグルーヴ感で、タイトに締まった演奏だ。他のアーティストや、まして素人に毛が生えた程度のアマチュアでは、ただベタベタ引きずるだけで聴いてて面白くない。
ネットでいろいろ見てみると、オリジナルは「ブルースの女帝」といわれたベッシー・スミスが1920年代に唄った曲だという。この曲の作曲者だという彼女の伴奏ピアニスト(男性)も彼女自身も同性愛者だったらしい。しかも時代が時代で、ただでさえアフロ・アメリカンだったし・・・
などと蘊蓄がつくとよけいベタベタ引きずりそうな気もするが、いいのさ、オレがあのテイクじゃないとダメなのは、誰にも関係ないことだね・・・(若干無理したこじつけw)
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