黎明期
中学1年のとき、ご多分にもれず?ビートルズにかぶれた。ただし、年齢的にはタイムリーな「ビートル・ジェネレーション」ではない。友達の「お下がり」だった『レット・イット・ビー』のLPと、ダビングさせてもらった『赤盤&青盤』のテープ。そして当時新譜だったのを無理して買った、現在では廃盤の2枚組がすべてだった。
あ〜えらいもん貼っちまったなぁ!
ま、良い選曲だから聴いてみてw
ジョージ・ハリスンのあのカッコいいwロックンロール・ギターをそらで弾きたくて、それらしい音をつなげた指板上のパターンを自分なりに作って、適当に指動かしてれば格好つくだろうと小賢しく考えた。あとになって、いろんな教則本の最初に出てくるいわゆる「ペンタトニックのボックスパターン」とまったく同じだと知った。
高校生になってやかましいロックに目覚める。ディープ・パープルが好きだった。
当時は誰よりも上手いと言われていたリッチー・ブラックモアが時おり聴かせるフレーズが、「あれがブルースなのかなぁ?」と漠然と考えていた。
カッコいいし好きだけど、実のところ、自分のツボに「的中」したわけではなかった。
だんだん逆行というか「先祖返り」しているようだが、高2ぐらいのとき、リッチーのアイドルだったというジミ・ヘンドリックスを友人から聴かされ、「おぉ、コレだ! こんなギターを俺は弾きたかったんだ!」と小躍りした。分かりやすくて聴きやすい・・・例のペンタトニックを最大限活かしたフレーズ(だいぶ錯誤しているのだが、その時はこう思った)を弾きまくりたかったのだ。
「Hendrix in the West」というアルバムのオリジナルLPが、
衝撃の初体験だった。ダビングしてもらったテープだったが
衝撃の初体験だった。ダビングしてもらったテープだったが
リマスターで復活とかいうCD、ありゃぁクソだぜ。
まったく別物で、何の風情もありゃしねぇ!
高校〜大学の軽音といくつか素人ロックバンドを組んだが、20歳ぐらいで初めての本格的なブルースバンドを組むに至る。
(つづく)
そんなわけで、ギターでいう、(マイナー・)ペンタトニック・スケールのファースト・ポジションは「自分で発見したんだ」との変な思いが強い。
返信削除だいたいスケールなんて、どれも他人から教えてもらったことねぇし・・・