2013年2月27日水曜日

ワ〜ルドワイドすぎ

わが熊猫雑技団は「ワールドミュージック・デュオ」と名乗っていたからでもないだろうが・・・

海外旅行に行って現地の人から道を訊かれた、なんて話は案外よく聞く。
だけど、 おと〜さんの場合、渡航経験が少ないわりに、そんなような経験はなぜか人一倍多い。

またも古い話で恐縮だが、返還直前の香港の地下道で朝「地元のOL風ネェチャン」に道を訊かれた。早口の広東語なんて判るはずもなく、「悪いが英語で言ってちょ」と頼むと、たどたどしい英語で何か言ってくれたけど、訛りがキツくてさっぱり判らん。
「英語で言ってくれ」と返した時点で気づいて欲しかったんだが、とにかく「ここは不案内でよ〜わからん、ごめんね」と返すと、一瞬こちらの顔をまじまじ見たあげく「うわぁ〜、ヤッちゃったぁ」的な照れくさ顔でそそくさ去っていった。あとからよく思い出すと、なにやら「ピェ〜〜〜ァ(小島よしお風)」とか言ってたなぁ・・・あ、あれは「埠頭」かっ?
埠頭のフェリー乗り場へ行きたかったんだ、だったらあそこの目と鼻の先だったのになぁ、申し訳ないことをした・・・と悔やんでみてもアフター・ザ・フェスティバル(あとの祭り)

翌日にはごった返す地下鉄の改札で、お恥ずかしながら同行した母親の世話を焼いていたら、オッチャンから「シンガポールの人?」と訊かれた。
「No, Genuine Japanese!」と言っても、「ウソやろ」って顔で相手にしてくれない。

ま、この程度のことなら誰でも経験してることだと思うが(してねぇか?)、おと〜さんの場合、日本にいてもそういうことがある。

数年前、同居人様と長崎に行ったとき、眼鏡橋を眺めながらのお約束(?)、メガネを外して橋に重ねながら「これがホントのメガネ橋ぃっ」とカメラで遊んでいたら、我々を微笑ましく見ていた白人の老夫婦が「マレーシアから来たの?」
アメリカ旅行のついでに日本に寄ったドイツ人とのことだったが、なぜにわざわざマレーシアン?

そのときの写真だ!

インドではふつうに知られている(はず)の「ルー・アフザ」というローズ(薔薇)風味の清涼飲料がある。シロップというよりは水飴状に真っ赤なドロドロの瓶詰めの原液を水や牛乳で割るのだが、こちらではなかなか売ってない。
市内のとあるインド料理屋でやっと見つけて買い求めたんだが、支払いの段になって、たぶんネパール人の店員が「コレ、オミジかギュウ・・・ミールクね、マジェ・・・シューテァね?」と、まどろっこしいので「わぁ〜った!知ってるから!ノー・プロブレム!」と言ったら、現地語でなにやらカウンターの奥に声をかける。そしたら店のスタッフが全員出てきて、「あれ買うんだってよ」「どこのドイツ人だ?」「何か知ってるのかよ?」と物珍しそうに盛り上がってる。
「うっせぇ〜な、テメェら!別の店で飲んだことあって、美味かったから探してただけだ。だいたい、飲み方も知ってるんだから文句ねぇだろ」と金を払い、わざとらしく日本語で「あ・り・が・とう・ね」と言うと「え"、日本人だったのかよ、こいつ?」とまた再燃してしまい、無遠慮にwこっちを指さして「Japanese? ホントにジャ・パ・ニィ〜〜ズ?」とウケまくっていた。
そういえばあの店、物販で置いてあったくせにドリンクメニューには無かったんだよなぁ・・・

挙げ句の果てには東京行ったとき、渋谷の東口の露店でタバコを買おうと店のオッサンに声をかけたら、こっちを向きもしないで無視したまま、何やらブツブツ言っている。
「ほぉ、東京っつうトコは冷たいのねぇ」と思いながらもう一度声をかけると、まだ目を合わさず、「ふん、日本のタバコしか無ぇよ・・・」

「おっさぁ〜ん、ハイライト1ヶ欲しいんだけどよぉ!」と、あわてて大声で言い直した。本当はアメリカンスピリットがよかったんだが・・・orz

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