2018年9月16日日曜日

ポジションマークの怪?

急に連投での更新は何なんだろう?
どうせ誰も気づかないのに笑
連休でちょっと暇が空いたんだ、きっと・・・

ギター弾いている方が初めてウクレレに持ち替える場合、若干の違和感を覚えることがよくある
もちろん、弦は4本だし、最低音になるはずの4弦が1オクターブ上がるし(ハイGの場合)・・・それはそれでどうにもならないので、まぁ、しゃあないのだけど、ポジションマークに違和感を覚えることが意外と多いらしい


どういうことかというと、ギターの場合、ふつうは第3・5・7・・12フレットにポジションマークがあるのに対し、ウクレレは5・7・10フレットにあるのだ
ウクレレのメーカーやランクによっては第3や12フレットにもマークがある物もあるが、ギターの9フレットにあるはずの1個がなぜか10フレットにズレている、というのはほぼ共通の仕様だ
これが気持ち悪くて持ち替えがうまくいかないギタリストは案外多いらしい

何故そんな仕様なんだろう?


上の画像、我が家の「しげちよさん」Martin Style-1を見ると、7フレット目のポジションマークが2個になっている
1920年代の仕様なのでドットが小さくて見づらいですけどね・・・
1弦でこの7フレット目の音階は「E」、すなわちギターの1弦の12フレットと同じ音になる
ここの2連ドットを基点にすれば、次にポジションマークを打つべきは、その2フレット上の9よりは、3フレット上の10(ギターでいう15フレット目)の方が理にかなっている、というワケ!
こう考えると、ギターからの持ち替えもスムーズでしょ?

わしはつねづね「ウクレレはギターの代替品ではないっ!」と言い続けておるんだが、ウクレレは実はギタリストにも優しい仕様になっているんですよ、という小ネタ

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