2015年6月21日日曜日

すべてはここにつながる

あ〜ぁ、ここんとこ楽器ネタぐらいしか更新せんもんで、完全に「ウクレレオタク」なブログと思われるだろーなぁ。ま、否定はできんがwww

内情をバラすのは心苦しいが、まとめて更新するよりゃ日々の覚え書きを毎日少しでも書き連ねるのがブログの本筋なのだろうけど・・・

しかし、今日のネタはとびっきりだぜ!

ついに、完成しちゃった。1から組み立ててもらった猫助オリジナルウクレレがっっ!!

まぁちん・トリビュート、なんだにゃ・・・
かねてより翡翠工房さんにお願いしていたオリジナルウクレレ
もともと「趣味として、自分の使うギターしか作らない」とのポリシーだったかわせ(み)さんに、「ウクレレだったらいーじゃん、ギターじゃないんだからさぁ〜」と強引に頼み込みw、おまけに彼がギターのネック用に温存していたホンジュラス・マホガニー材を「これ、と〜っぴぃ(標準語訳:これは私の物にしました)」と傍若無人。
自分でどっかからダウンロードしてきたヴィンテージ・マーチンのプラン(設計図)を押し付け、「あ、でも、もっと古い時代の仕様がいいから、ヘッドの形状、変えといてねっ」などと言いたい放題。
すべてのわがままを受け入れてくれて(???)、こんな素晴らしいのを作ってくだすったかわせ(み)さん、ありがとうございます!!

焼き印風、のタトゥーシールまで、作ったんだにゃ・・・
どうしても1920年代のヴィンテージ物のマーチンウクレレが欲しかったもんでね。それを極力再現してもらっちゃった。
とはいえ、オリジナルと違ってネックは接いである(厳密には5ピース)し、トップ&バックはブックマッチ(二枚合わせ)だ。少しでも軽量化を計りたくて、インレイ・ロゼッタ等の装飾も一切無し。
だが、これがすべて一本の同じホンジュラス・マホガニーから挽割りで採られた材だっつうんだから、贅沢なもんだ。

やっぱり、ペグは木なんだにゃ・・・
当初はそこまでこだわる気は正直なかったが、軽量化とバランス改善に大きく役立ったのが、この木ペグ。また、ネックシェイプは依頼人みずから削り込み、少しでも軽くなるようムキになっちゃった。製作者さんが「おいおい、そんなに削ってぇ。弦張って曲がっても、知らんでぇ」www
こなへんの感覚は、先日手に入れた「IKKOさんorz」ことカスガウクレレが、有益なパイロットになった。あの子を手に入れてなければ、ここまで追い込めなかったろう。
何より翡翠工房の技術力のおかげもあり、驚異の「289グラム」を実現!!
出来上がったばっかにして、オリジナルのヴィンテージマーチンとほぼ遜色ない軽量さなのだ!

へ〜、ブリッジは本体と共材、なんだにゃ・・・
塗装はかわせ(み)さんの本職、極薄ラッカー仕上げ。
指板エンドの部をなだらかに落とすなど、いままで培ってきた(溜め込んでいた?)依頼人の憧れをこれでもかと具現してもらっちゃったwww
要は、すべてがここにつながっている(と、無理やりタイトルにこじつけてみるw)

あれ、なんだか、しましま模様が透けてるにゃ・・・
肝心の音はというと、これがまた素晴らしい!!
正直な話、今までのところいちばん気に入ってるのは、プレイヤビリティでは先のカスガウクレレ、音色と鳴りでは「デューク更家モデル」ことアロハウクレレなのだが、両者のいいとこ取りした印象だ。
製作者のかわせ(み)さん自ら「なんだか今まで聴いてたウクレレとは別次元」と評されるほどで、どういうわけだか手持ちのどれと較べても音がでかい(こればっか言ってるような気もwww?)

重ね重ね、かわせ(み)さん、どうもありがとうございます。
しっかりステージで活躍してもらって、ゆっくり時間をかけて「枯らして」いきたいと思っとりますです。

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