2015年6月20日土曜日

240

この数字はナニ???

わしゃ『しくじり先生』かっ!

・・・いやぁ、久しぶり久しぶり。誠にもって申し訳ないっす。
春からいろいろ状況の変化もありましてな。
要は、ブログ書く心の余裕がなかったわけで。とはいえ、お世辞にも余裕を取り戻したとは言い切れず、ただ「まぁしゃあない」と肚くくっただけwww
現在の冒頭エントリ▲のごとくセッションも迫っとるもんで、じたばたしてもしゃあない。

で、その数字だが、なんと・・・

ウクレレの重量240グラム!

つまり、また買っちゃったんだにゃ・・・
同業者のギター弾き語リストでもウクレレの重さなどピンとこない方も多い。
ギターの重量すらこだわらない人が、ほとんどだし。
だが、この数字はウクレレでは「激軽」の部類に入るのだ。
っか、どんな高価なヴィンテージ探しても、これより軽いのはまずあるまい!

やっぱり糸巻きも木なんだにゃ・・・
「音」はうpできても「鳴り」を伝えることが不可能なのが悩ましいが、ボディのトップからサイドからネック・指板に至るまでビリビリ(?)共振しているのがわかる。
まさに、わしの理想とする「紙のような鳴り」とは、このことだ。
いままでの手持ちのウクレレたちとは、明らかに次元が違う音色なのだ・・・
現在新品で売られているウクレレでは、絶対に味わうことのできないバイブレーション。
しかも、ナイロン弦でテンション緩いわりに(っか、張りが強い今どきの弦張ったら、こわれちゃうw)、めっちゃ音が大きい!

名古屋生まれ、なんだにゃ・・・
どうしてもこいつを手に入れたかった理由がもうひとつ。
このウクレレ、おそらく1960年代初頭の春日楽器製。
カスガといえば、創業者は元民社党委員長・春日一幸氏その人。
ノンポリ(死語)なわしは政治には無頓着だが、政治家としての強烈なキャラは大好きだった。また、実はわしの生まれ育った町内が地盤で、成人式にも自ら列席して祝辞をくれたもんで、なおさらだ。このわしが手に入れずして、誰が手にするちゅうねん?
おかげで(?)入手早々、同居人様から「IKKOさん」という渾名をつけられてしまったorz

なお、この春日楽器をはじめとするこの近辺の楽器製造業界の内輪話は、生き字引みたいな職人さんのこのブログに詳しい。
緑は異なるもので、わしの知人がここの代理店をやっているというオマケ付きだwww

ただ、喜び勇んでオクで落としてもらったわりには、残念ながら実用性はいまひとつ。
トップ(表板)があまりにも華奢すぎて、たわんでしまっているのだ。
よくよく点検すると内部の補強材も剥がれかけていて、今なお病状はさらに進行している。
補修するしてもらう(誰にだwww)方法もないわけではないが、杉だか松だかラワンだかよくわからない木材がすでに経時劣化していて、補強したところで下地ごとまたはがれてしまうという症状がネットでも報告されているようで、折にふれて抱えては「あ〜、軽いにゃ〜」とため息つくぐらいが関の山なのだが・・・

でも、これは決して無駄ではない。なぜなら、この軽さと鳴りを体感できたからこそ・・・(続く?)

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