2014年8月9日土曜日

あろひ〜ぃ?

ハワイの超ハイエンド・ブランド、「ウクレレ界のロールスロイス(ホントか?)」ことコオラウ Ko'olau のウクレレ弦。

左から「アロヒー」「マハナ」「ゴールド
写真右の「ゴールド」は、惜しくも廃版。現在は「アロヒー 'Alohi」と「マハナ Mahana」に受け継がれているという。
この「ゴールド」だけコンサート用(Low-G)なんだが、手つかずのまま取ってあるもんね〜

左の2者は現在使用中の現行品で、ともにテナー用。

マハナ」は、極太のプレーンなクリアナイロン。ネットでも意外とインプレは少ないが、ナイロンらしい丸い温かみのある音。言葉は悪いが「鈍器でゴツっ!」的な素朴な響きがある(良い意味だぞ)。ウクレレ弦なんてどうせ大したことなかろうと思いがちかもしれないが、クラシックギター用までひっくるめてもナイロン製としてはかなりクォリティの高い弦だと思う。

アロヒー」はそれに較べて若干クリスピーで、やや洗練された「パリッ」としたニュアンスを持つ。ほんのわずかに紫(藤色?)がかったモノフィラメント(単繊維)・ナイロン製で、チタンが含有されているせいかクリアナイロンよりオクターブ精度もよく、ハーモニクスもキレイにキマる。それでいてナイロンのまろやかさも持ち合わせていて、表現の幅が広がりそう(上手ければなw)。太さは「アロヒー」といっしょの、クセになる極太(とくに4弦)

この3者でテンションを較べると、メーカー資料では「アロヒーゴールドマハナ」らしいが、弦を取り寄せた某ひみつルートの店長さんによれば、体感値では「アロヒーマハナゴールド」とのこと。
アロヒー」は確実に張りが強いが、「マハナ」と較べて劇的に違うという実感はさほどない。両者ともDGBEチューニングで充分使用に耐え得る。

総合的に判断すると、「アロヒー」は「リスペクトに価する優秀な弦」かもしれないと思ったりして。
一方、「マハナ」にも捨てがたい魅力があり、実は優劣つけられないといったところ。

ただし、あくまでわしはDGBEチューニングのテナーウクレレでの話をしておるので、一般のウクレレ弾きの方々は、うかつに信じないように・・・

2 件のコメント:

  1. いやね、某所から今度はフラダンスしたいから、ウクレレ弾けって指令がきましてねww
    フラメンコギターは「こいつにゃ無理」と諦めてくれたみたいなんですが、代わりということで。
    それも日本で見るような観光ダンスじゃなくて、ハワイに古来から伝わる静かな本物をと・・。
    どっちにしても吾のような不器用者にはハードル高いし、そもそも本物のフラダンスって知らんしww

    まあ男芸者みたいまもんですわ。 って、ロクな芸もないんですがね(恥)

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    1. お!ということは、ウクレレが1本、新たにコレクションに加わるってことっすね!
      CHAMPさまのことだから生半可なブツを買われるワケがなかろうし、カマカかマーティンのオールドかな? いや、ヴィンテージならギブソンもいいか???
      金に糸目をつけないと、我がことのように興奮してまいますわwww

      いちど「イプ Ipu」で検索してみてください・・・

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