「主よ、人の望みの喜びよ」という邦題で知られるこの曲。
大バッハは「(教会)カンタータ」という宗教的な合唱組曲を200(!)近く作曲しており、『心と口と行いと生活で』という作品のなかの曲。
前半と後半のシメにそれぞれ、歌詞を変えて計2回歌われる。
それにしても、この大仰なタイトルは、いくらなんでも気恥ずかしいのでは?
どうやら、ドイツ語の「原詞」を英訳した際、直接の箇所ではなく冒頭の一節をタイトルに借りて、いわば「意訳」したらしい。
20世紀になってピアノ小品に編曲されてこのタイトルとともにさらに広まったため、現在に至るまで若干の混乱があるようだ。まぁ、「和訳」した際にさらに脚色(?)されたのは否めないがな。どうりで少々不自然な日本語だwww
みんなよく知っているあのメロディーは管弦楽による前奏というか伴奏というか、カウンターメロディーだったんだな。主旋律はあくまで、合唱によって歌われる部分だ。
しかしまぁ、今さらながらなんと美しいメロディーだこと!
最低限の編成と思われる小ぢんまりした古楽器&合唱で聴くと、この名曲のエッセンスがよりあらわになるように思う。
大所帯で荘厳にじわじわやるのもそれなりにいいけど、これぐらいブッ速く演ったほうがいい。
だいたい、こんな素晴らしい楽曲を生涯で1曲でも作ることができれば「冥利に尽きる」ってぇもんだが、それを1000曲以上も残しているんだから、ど〜なっちゃてるんだろうねぇ???
今日は「少しだけ」真面目に迫ってみましたが、いかがwww?
タイトルの和訳が " わや " なのは、ロックやポップス、映画もそうですなww
返信削除初めてそう思ったのは子どもの頃、ピンクフロイドの「原子心母」だったかも。
いくらなんでも直訳すぎるだろ? と思った記憶も。でも、これなんかまだいい方か。。。
バッハに関しては、さっぱり分かりまへん(恥)
CHAMPさま
削除『恐怖の頭脳改革』なんてのも、ありましたな。
原題は「脳みそサラダの外科手術」。わけわかめ〜