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なんだこれ? またかよ!! |
ホントは60年代のヤ○ハが欲しかったのだけど、中途半端にセコい一夜漬けマニアが多く(わしのことだよ、悪かったなw!)、入札価格はむやみに高騰するわ土壇場で油揚げかっさらわれるわキ○○イが乱入するわでしょげてたところ、最後の希望であの朱色が手に入ったってワケ。
で、めでたく品物が届いてシローズ宅前に車を停め、その中で二人仲良く分けっこしつつ喜びも分かち合いつつwww、「ところで猫さん、あともう1点見張ってって言われてたヤツ、もういいですよね。現在の入札で留めて、成り行きでフェードアウトしますか?」と言われてた矢先、彼のケータイがブルブル・・・
「あ、落札できちゃった!」・・・というわけで、ほぼ時を同じうして、さらにもう1本お迎えと相なったorz
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Duke・・・読めんwww |
それでもピンとこなきゃ、いっそのことハローキティでもマイメロでも構わない。ぜんぜん違うかwww
どうやらそのデューク某の名を冠したレストランとかアパレルが現在も存続してるらしく、そこらへんの商標の関係で売られていたのかな?
そのウクレレ部門(?)はアロハというブランド(現在の中華廉価ブランドに非ず)が販売しており、私見ながらおそらく70年代前半のものと思われる(後述)。
このアロハというブランド、元々ハワイ・ネイティヴの工房だったがアメリカの会社に権利を譲渡し、ハワイ・アメリカあるいは日本のさまざまなメーカーに製造を依頼していた経緯がある。その委託先には「あの」カマカ(!)や、(現)Washburnの母体であるLyon & Healy社も含まれていた。
なぜこれを欲しがったかというと、「ブリッジに3つのドットインレイ(これは、カマカの高級ライン仕様)」「六角ブッシュのペグ」などから、60年代末のカマカジャパン製ではないかと推察&期待したため。
ちょうど今「揺れに揺れている」あのフェンダージャパン的な企業提携が、半世紀前にもあったワケですわ。っか、いつになってもどこもかしこも同じようなことを繰り返してるだけ、っつう気がwww
「六角ブッシュ」は、(話がよりややこしくなるが、Keiki Kamakaを含む)カマカジャパンに搭載されていた、ヱトーネジ(ヱトー商事→現デアルセンス株式会社)製ペグに多く見られる特徴とのこと。
※Keiki とはハワイ語で「子供」の意味で、いわゆるジュニアモデル。ただし、届いた現物はボディがマホガニー単板「ではなく」三層の合板(表面はいちおうマホガニー?)で、ヘッドには「ALOHA HAWAII」と書かれた丸いシールが貼られていた。
マホガニー材を使用した入門用の廉価版で、ほぼすべてカマカジャパン製だったという(ハワイ・メイドもあり?)。
パイナップル型もあるようだが、大きさはすべてソプラノのようだ。
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Dukeアロハに触れたサイトはいくつかあるが、この「白丸シール」仕様はあまり見られない |
そして、入手時からヘッド裏に付いたままになってた正札みたいなシールをはがすと、そこには「MADE IN TAIWAN」と!!
ちょっと残念www
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せっかくだから、プルーフとして貼ったままにしとこうw |
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ナットの隙間もフレットの端も丁寧にパテ埋め&着色されている |
ハワイかUS本土のどこかちゃんとした(?)工場に送られて検品&仕上げをされたか、あるいはカマカジャパン解消以降も継続して日本国内で製作されたものの「何らかの理由で」台湾製として輸出したのか?
すべては憶測だけどね・・・
さて肝心の音だが、合板のわりにスゴい胴鳴りで、中域が強調された甘い音がする。
握り心地よい細身のネックもよく響いている。
店頭で弾いた記憶しかないが、現在の合板フェイマスよりいいんじゃねぇか?
重量も354gと、わしが初めて買った「木の」ウクレレ、単板仕様のILIKAI (by 黒沢楽器)よりほんのすこしだけど軽い!
入手当初はダダリオのつや消し白ナイロンが張られていたみたいだがテンションがやや強く、わしの「定番」ラベラ・セニョリータに替えてみた。ただ、音がちょっと甘すぎる気がしてアランフェス・マロンにして具合をみているところ。
おかげで、パリッとして軽快な音になったぞとwww
オークションなどでよく言う「合板ながらビンテージの枯れた鳴り」ってのは、こういうことかwww???
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