などといいながらまた悪口で申し訳ないがw、ジャズはもちろんのことブルースもしかりだが、あの「アドリブの応酬」というやつは、プレイヤーの自己満足であってただの「垂れ流し」に過ぎないんじゃないか?というのが常々私の持論なのだが・・・
こういう演奏を前にすると、さすがにそんなことは畏れ多くて言えなくなる!
大好きなんだけど、昨今のクラブジャズ・シーンではすっかり重鎮扱いで、あまり好きだと大きい声で言いたくないジャズファンク・ギタリスト、グラント・グリーンの1962年のセッション。
ドラムに、アート・ブレイキー!
そして、ピアノが日本人好みのソニー・クラーク、ベースに堅実な音がかっこいい職人サム・ジョーンズという、私の大好きな布陣。
「黒くて熱い」グラント・グリーンのギターは相変わらず素晴らしいが、ソニー・クラークのピアノ・ソロになるとさらに激しさを増す。
ブレイキーのあおること、あおること!
ギターソロのときから後ろでうるさいんだがw、ピアノが始まるとリズムもバック・ビート度合いを増し、嬌声も激しくなる。
極めつけは、終止しようとテーマに戻りかけると「駄目だ、もっといけ!」(8'00"前後)
これに熱くならずして、な〜にがジャズだ、な〜にがブルースだ!
・・・というのも、これまた真なり。
ちなみにこの名演は、貴重なジャズ音源の発掘者にしてプロデューサー、マイケル・カスクーナ氏も、ブルーノートで一番好きな演奏に挙げておられた。
0 件のコメント:
コメントを投稿