ボブ・ディランは1975〜1976年に『ローリング・サンダー・レヴュー』というツアーを行った(Wikipedia)。はじめは小さいクラブ等での抜き打ちギグを重ねていたらしいが、だんだんと大きな会場でフェスティバル化していった。金になることが分かるとメディアやTVも介入し、肥大化してやがては空中分解するのだが・・・
この模様は、日本のテレビ番組でも放映された。当時リアル中坊だったおと〜さんは、ぼぶでぃらんが何者かも知らないまま、家のTVの前にラジカセを抱えて陣取り、内蔵マイクで録音しながら固唾をのんでじっと見つめていた。
テレビで、動くミュージシャンの姿が観られること自体が貴重だったこの時代、初めて見るボブ・ディランは、まさに衝撃だった!
オープニング「激しい雨が降りそうなんだ」での、ディランのこの勇姿!!(外部リンク)
このとき、ジョーン・バエズ(赤いターバンの女性)と二人でフォークギターを抱えて、デュエットで唄った「風に吹かれて」が、熊猫のオマージュしているバージョンだ。さすがに恥ずかしいので、動画の直リンは控えるw
以来、「ボブ・ディランはコレじゃなきゃ」「“風に吹かれて”はコレじゃなきゃ」と思いながら今日まできて、晴れてステージでご披露することと相成った次第・・・
ただし、ムスメから、あまりにも昔のフォークフォークしているので、ちょっとダサくね?とクレーム(?)がつき、リハの段階でさらに別のイメージを加えることにした。それが・・・
あまりこういう言い方は好きじゃないが、おと〜さんにとって、U2はこの時期がいまだに一番好きだ。
「んぢゃ、ゆ〜つ〜でやろぅ、ゆ〜つ〜で」と言っただけで「ホイホイ」と合わせてくれるムスメの「以心伝心ぶり」にも舌を巻くが(ホントにひと言で曲のイメージが変わるのだ)、彼女のアタマの中には、この曲もあったに違いないwww
原曲の「ネタバレ」というより、熊猫の仕込みの「ネタバレ」といった体になっちゃったんで、ムスメにあとから怒られるかもしれん・・・
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