2012年9月24日月曜日

旧友たち

旧友たち(と、あえて呼ばせてもらおう)が揃ってライヴをやるという。久しぶりのハコに聴きにいく。

かつては週一回「生音くらぶ」と題する素人参加のアコースティック・セッションで、毎週々々競うように腕を磨きあった仲間たち(磨けてた・・・かどうかは自信ないが)。
出演者だけでなくオーディエンスも懐かしい顔ぶれが集い、期せずして同窓会みたいに盛り上がった。


高橋さん。ほーですか〜、ここで演るようになってもう10年になりますかぁ〜?
ってこたぁ、我々が出会って、同じだけ経ってるってことか。せいぜい7〜8年前だと思ってたけどなぁ〜
さすがに手慣れたハコでのプレイは、いつも以上に聴き応えがあった。


そのセッションで長らくホストをつとめてた余語さん。
腕の怪我のためセッション休止を余儀なくされていたが、久しぶりに聴く彼のギターの音色と歌声は「生音くらぶ」の空気感そのものだった。
しかも、この店がまだ移転前、いま以上に薄暗く煙草の煙が充満して酔っ払い(出演者)がクダ巻いてた「あのころ」に、タイムスリップしたかのよう。
まさに彼は「生音」の顔だったし、そんな彼のキャラクターを愛しているからこそ、みんな足繁く通っていたのだろう。


その場にいた全員が同じ思いだったに違いない。

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