昨日の「BGM的な演奏」について、思い出したことがある。
お恥ずかしながら、数年前に新婚旅行でワイハーに行ったときのこと。
正確には「入籍1年目旅行」だったのだが・・・
ベタなホノルルも行くには行ったんだが、メインはハワイ島。
宿泊はこんなときじゃなけりゃ泊まれないような超豪華ホテルで、施設内を列車やゴンドラで行き来するようになっていて、食事からショッピングから娯楽から、敷地内ですべてこと足りるようなところだった。
「改めて」式を挙げた日の夜、施設内のレストランでディナーコースが付いていた。
とはいえ、申し訳程度の食堂(?)などではなく、洒落た雰囲気の高級レストラン。
トーチが焚かれた中庭なんかあって、テラス席もある模様。中も外も外人客でにぎわっていた(あたりまえ)。
店内のシートに案内されると、中庭のほうからBGMが流れてる様子。
男声の弾き語りだがフォークギターの音ではなく、落ち着いた優しいガットギターの音色。唄声もうるさくない。
「生だよなぁ〜、あれ?」などと話しながら贅沢な食事を気持ちよく進めていたが、別段気にもしないまま2曲ほどでステージが終わったようだった。
「あれ? そういえばさっきの曲って?」と反芻してみれば・・・
あ、曲名を思い出した!
レッド・ツェッペリン「レイン・ソング」〜
カンザス「ダスト・イン・ザ・ウィンド (すべては風の中に)」
なんというか、いかにもジンガイ(外人)って感じだよなぁ〜
日本の飲食店では、まずかからないナンバーだw
よく知っている曲のはずなのに、場の雰囲気と「弾き語り」だったものだから、まさかそんな曲だとは思わなかった!
それにしても、アメリカ人たちにとってはスタンダードナンバーであるらしく、ご満悦な歓声と拍手などが聴こえてきて、「なんか、いいなぁ〜」と思ったものだった。
ま、ヴォーカルが入りゃそれだけで耳目を集めちゃうもんだからBGMとは言いがたいかもしれないが、いまでも同居人様と「あぁいう演奏が、できたらいいのにねぇ〜」などと話している。
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