2014年2月8日土曜日

変形ギターも、軽くなきゃ!

ビリー・ギボンズ師匠ならびにボ・ディドレー御大からの流れで、最近あまり弾いてない「秘蔵の一本」をご紹介しよう。
まぁ、ここんとこギター自体あんまり弾かなくなってるんだが・・・

すんません、画像は「借り物」。アタシのもこれとおそろいの色
先の「ジュピター・サンダーバード」や「キャディラック」よりは、はるかに「まともな(?)」シェイプだが、ステージではひときわ異彩を放つ一本。

写真ではピンとこないだろうが、なにせ全長がでかい。
ふつうの「ギター用」バッグに入り切らないのだ。ギブソンファイアーバード並みかな?
だが、向こうは長いヘッドも込みなので、こっちはヘッドがノーマルなぶん、ボディ長は勝ってると思う・・・

ギターに詳しい人なら、フェンダーストラトに搭載されていた「レース・センサー」というピックアップをご存知だろう。
だが、あれはフェンダーのオリジナルではなく、レース社というピックアップ・メーカーが開発してOEM供給していたもの。「レース社によるセンサー・ピックアップ」なのだ。

そのレース社、以前はオリジナル・モデルのギター&ベースにも力を入れていて、10年ほど前に発表したのが上の「ACELA」というモデル。

よ〜く見ると、ブリッジがフォークギター用でしょ?
実はこれ、超薄型のエレクトリック・アコースティックギターだったのだ!
厚さは5cmほどだがフォークギター同様ボディは空洞で、図体のわりに驚くほど軽い(約1.8kg)

ピエゾではなく自社のレース・センサー・ピックアップが、ちゃんと搭載されている。
だから、エレキギター弦を張ってギターアンプに通すと、エレキギターらしい良い音が出る。

このレース・センサーというピックアップは非常に優秀で、ギターアンプを通してどれだけ歪ひずませてもどれだけ大音量にしても、まったくハウリングを起こさない。
その反面、全体的な出力は低めなので、某Eリック・プランクトンなどはギター本体にブースターを内蔵させたりしていたが、ピックアップを単体で使用したり他のギターとの持ち替えのバランスを考慮しなければアンプ側でレベルを設定すれば済むから、変にトーンを変えてしまうブースターなんぞ必要ないんじゃがのう、けけけ・・・

軽くて持ち運びが楽だからベース用のギグバッグに入れてロック・セッションにも持って出かけて、知らん顔して「スモーク・オン・ザ・ウォーター」「サンシャイン・ラヴ」なんぞ大音量で弾きまくっていたwww

ボディが空洞でハウリングにも強いため、アンプの真ん前でチョーキングなぞキメると、すぐにロングトーンでキレイにフィードバックする!
何人も、同時にステージ上がったギタリストを「喰って」やったわwww

ただし、深夜に練習すると、なまじっか生音がしっかり響いちゃったりするので、同居人様にはすこぶる印象が悪いorz

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